IoTという言葉をご存知ですか。これはモノのインターネットと呼ばれるもので、一種のデジタル技術を駆使したものです。1999年以降、日本をはじめ韓国やマレーシアといったアジア諸国でも、急速にブロードバンド網が整備をされていきました。今では一家に一台の割合でパソコンが設置をされており、街中でも至る場所で無料ネット接続サービスがあります。
それに伴い、生活に必要な家電などもネット接続ができるようになりました。ここでは簡単にIoTが実現するセキュリティサービスについて解説をしていきましょう。2000年以降、一般家庭でも防犯カメラを取り付けるところが増加しました。街の安全を考慮したものであり、一種の自警ととらえることもできるでしょう。
この防犯カメラは以前だと屋内にある再生装置に記録をされるのが基本で、ビデオテープなどにその映像が残りました。これに対してIoTを駆使したセキュリティシステムだと、遠隔地からでも逐一映像を目にすることができます。例えばお手持ちのスマートフォンと連動をさせれば、外出先からでも随時自宅の様子を目にできるわけです。セキュリティという目的のほか、見守りという意味も含まれていることがわかるでしょう。
自宅で介護をなさっている方であれば、ご家族の様子をすぐに把握ができるので、安心してお仕事に取り組むこともできます。またペットを飼育している方だと、留守番時の様子を目にすることも可能です。