ファイアウォールによる重さを改善する方法

パソコンを守るために重要なファイアウォールは、導入したことでかえって動作を重くしてしまうことがよくあります。作業をしていても重くなるからとつい外してしまいたくなりますが、それでは逆にセキュリティが弱くなり危険です。ファイアウォールを外すのではなく、導入によって重くなってしまった原因を解消するようにしましょう。そんな原因として最も多いと考えられるのが、パソコンに内蔵されているメモリ容量の不足です。

パソコンでは動作をスムーズにするためにメモリと呼ばれるパーツが搭載されています。ハードディスクなどの記憶媒体からプログラムをメモリに読み出し、その上で走らせることで快適さを実現する仕組みです。ところがこのメモリの容量が足りないと、ハードディスクとの間で頻繁にアクセスが発生してしまいます。これによって結果として全体の処理速度が低下し、重く感じてしまうというわけです。

これを解消するにはメモリを多く搭載することです。本体購入時には最低限の容量しか搭載されていない機種も多いのですが、より大容量のパーツに交換するだけで全体の速度を改善しきびきびと使うことができるようになります。このパーツ自体はそれほど高価なものではありませんから、ファイアウォールをスピーディーに動かす目的以外にも役に立つので、ぜひ大容量のものに付け替えることをお勧めします。どれぐらいのものを搭載すれば良いのかについては、ファイアウォールのパッケージに記載されている推奨環境をチェックしてみてください。

そこに記載されている数字以上であれば十分です。

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